前回は、「ホームページの必要性」を述べさせていただきました。
今回は、患者さん視点からホームページに掲載すべきコンテンツをみてみたいと思います。

WEBには7秒のルールがあります。
サイトを見た方が、「目的の情報がないと7秒以内にすぐ次のサイトに移ってしまう」というルールです。
7秒という時間はとても短く、いかにトップページに患者さんが必要とする情報を分かりやすくきちんと載せるかが大切だということがわかります。
どんなに下層のページが多く、たくさん内容が掲載されていても、そこに辿り着いてもらわないと読まれないという結果に至ります。
もし今ホームページをお持ちでしたら、自院のホームページを見て、7秒以内に下記の情報がきちんと読み取れるかを見てみてください。
・医院名
・何をやっている医院なのか
(院名が特殊な場合で写真などから診療科目がわかればよい)
・住所
・電話番号
・診療時間
医院を探す患者さんの視点に立つと、必要な情報が見えてきます。


ホームページを見てもらえたうえで、患者さんが医院を選ぶ理由の一番はなんでしょうか。
ずばり「近い」です。
自宅から、駅から、会社からとにかく近いことが医院を選ぶ理由の一番と言われています。
そのため、医院のホームページのアクセスの部分は非常に重要です。
しかしながら、ここに力を入れていない医院が多いように思います。
患者さんの立場にたって、来院するための道筋がきちんと分かりやすく説明されているか見てみてください。
最近はスマートフォンの地図アプリや、アクセス案 内を分かりやすく掲載するページも増えてきました。
また、受付のスタッフさんが電話などで案内をきちんとできるかも、重要です。

患者さんが医院を選ぶ理由の一番が「近いこと」で、アクセスページの重要性をお伝えしました。 もう一つWEBで重要なことがあります。
それは「比較されること」です。
WEBの利点が「簡単に情報を比較できること」にある以上、医院のホームページは比較されることを前提に作る必要があります。
患者さんにとって必要な基本情報の他に、どういう診療が得意で、どんな設備があるのか、どんな特徴があるかを、しっかり伝えて逆に比較して選んでもらう位の意気込みで情報発信していきましょう。
トップページに患者さんの知りたい情報をわかりやすく掲載することは大切です。
トップページに患者さんの知りたい情報をわかりやすく掲載することは大切です。
・電話番号や住所を大きく見やすい位置に
・診療曜日は表形式で
・アクセスマップもトップに
(リンクでアクセスページへ飛ぶ)
・特徴をのせましょう。
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