埼玉県内の医院・クリニックをはじめとする医療関連施設の開業のための情報を提供( 医療埼玉協議会)。

人材検討部会

人材検討部会の役割としましては、医療機関様の人材確保にお役立て頂き、埼玉県内の医療業界の活性化に寄与致します。

医彩会を活用した情報掲載のメリット

1)医療業界で活動する我々が得た情報を利用者に還元できます。
2)同様に様々な方面からの人材の確保が可能です。
3)人材募集費用を抑えることが可能です。

指針

根本的なマッチング件数に焦点を当てるのではなく、あくまでも双方のニーズを汲み、ベストマッチングを行うお手伝いをさせて頂きます。
双方のニーズにあったマッチングを目指すことで退職リスクを低下させることが可能となります。
結果的に医療業界全体の活性化に繋がることを目標として活動しております。

地域に選ばれるクリニックの『鍵』、人材(人財)採用のポイント

 (1)【採用計画策定のポイント】
  ■ 開業事業計画に則り適切な採用計画を策定。(必要職種、適正人数等)
  ■ 募集広告(ハローワーク、新聞求人欄、折込チラシ、求人誌広告、人材紹介等)の形式選定。
  ■ 応募問合せは、会計事務所又は人材紹介業者等を窓口にします。 (医師は在職中のため)
  (2)【各求人媒体のメリットデメリットについて】
  ■ ハローワーク
    無料ですが、最初の申込は窓口まで直接申込に行かないといけません。
    求職者(面接希望者)は、ハローワークに出向いた方だけでなく、インターネットでの検索も
    可能です。
  ■ フリーペーパー
    求職者がその求人広告の中で他の求人情報などと比較する事も出来るので、求職者にとって
    一番目にしてもらいやすいと思われます。 また、フリーペーパーは、コンビニやファミリー
    レストランにおいてもらえ、インターネットでの検索も可能です。
    費用は範囲によって変わる。
    一例として、京都市内○○区・○○区12万世帯で、約70,000円。
    ※但し、紙面の大きさによって金額は異なります。
  ■ 折込広告(1枚もの)
    1つの医院単独なので広告にもなりますが、他の折込チラシと紛れる可能性もあるので、
    高額な割には募集効果としてはやや劣ると思われます。 但し、「開業のお知らせ」的な
    取り扱いもでき、個別に名前を覚えてもらいやすい点はメリットと言えます。
    折込範囲やチラシの大きさなどにもよるが、ある地域ではB5用紙サイズで25万円。
    (印刷代+折込代)
  ■ 人材紹介
    求人広告掲載・登録費用は無料。
    採用に至った場合のみの成功報酬となります。
    一般的な相場は20~25%となります。 紹介会社経由で採用をした職員がやむを得ず退職
    した場合には返金制度もあります。 労働条件に見合う人材なのか、人材紹介会社からの
    事前情報により予め把握した上での面接となるので、直接応募に比べて、採用にかかる時間
    と手間の簡略化が可能です。
    また人材紹介会社の担当者の応募者との事前面談により、履歴書や短時間の面接だけでは
    わからないきめ細やかなフォローと情報伝達が可能です。
 (3)【スタッフ採用の流れについて】

  ■ 3ヶ月前 
    ・募集の開始
    ・10日~15日を募集期間とする
    ・書類選考を行い、面接予定者へ日時を連絡(電話)
    ・非該当者は履歴書返却(郵送)
  ■ 2ヶ月前 
    ・面接を実施し、採用者を決定する。
    ※再募集を想定して時間的余裕を持つこと

  ■ 1ヶ月前  
    ・採用予定者へ連絡(勤務の意思確認、準備のための集合日時など)
    ・20日前位から医院にて開業までの準備に入る
    ・この期間の賃金はパート単価を算定し、時間給として支給する旨、事前に通知。
    ・開業までの日程の中で、スタッフ研修を実施

 (4)【面接の流れについて】

面接時の留意点
  面接日の連絡
    ①連絡により時間の確認            
    ②その後面接リストを作成する           
   面接日当日
    ①面接会場の配置
    ②面接待機場所の設定
    ③案内表示・受付 面接の際の確認(質問)事項
    ・当医院を希望する理由
    ・前職で担当していたこと
    ・前職で退職した理由 ・患者サービスとは何ですか
    ・あなたのセールスポイントは何ですか
    ・希望給与はいくらですか その他留意点
    ・相手の希望を聞き出す(職場像、仲間との一体感、等)
    ・経営理念を披露し、その反応を見る(理解力、応用力の確認)
    ・マナーや行動を見る(表情の豊かさ、清潔感、礼儀正しさ、常識の保有等)

その他留意点
    ・相手の希望を聞き出す(職場像、仲間との一体感、等)
    ・経営理念を披露し、その反応を見る(理解力、応用力の確認)
    ・マナーや行動を見る(表情の豊かさ、清潔感、礼儀正しさ、常識の保有等)

面接時尋ねてはいけない内容について
   本籍に関する質問・住所とその環境に関する質問
    「あなたの本籍地はどこですか?」「あなたのご両親の出身地はどこですか?」といった
    本籍に関する質問は、同和関係者や在日韓国・朝鮮人の方に対する就職差別を生む恐れが
    あり禁止されています。
   家族構成、家族の職業、地位、収入、資産に関する質問
    「お父様は何をされていますか?」「お母様がいないようですがどうされたのですか?」
    「あなたの住んでいる家は持ち家ですか?」といった質問は、本人の能力や適性ではな
    く、本人の努力によって解決できない問題など、本人の責任ではない事柄で判断しようと
    しているものです。
    住宅環境や家庭環境の状況を聞くことは、地域の生活水準等を判断することになり、
    偏見が働く恐れがあります。
   思想、信条、宗教、尊敬する人物、支持政党に関する質問    
    「あなたの信条としている言葉は何ですか?」「どこかの宗教を信仰していますか?」
    「どの政党を応援していますか?」 「あなたの家は、何新聞を読んでいますか?」と
    いった質問が該当します。
   思想、信条、宗教、尊敬する人物、支持政党や人生観などは「基本的人権」の中の自由権に
    属するものです。
    憲法で保障されている個人の自由権は、たとえ採用面接であっても侵してはならないも
    のです。
   男女雇用機会均等法に抵触する質問
    「結婚しても働き続けることができますか?」「出産の予定はありますか?」といった
    質問は、男女雇用機会均等法の趣旨に反するものです。 男女差別につながるような質問は
    控えなくてはなりません。

質問しても問題とならないケースについて
    現実の面接で、上記に含まれる質問についても業務との関連性においてどうしても把握
    する必要がある場合には、応募者に不快な気持ちを抱かせないように一定の理解を得た上
    で道徳的な配慮を心がけてお尋ねになることをお勧めします。


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