埼玉県内の医院・クリニックをはじめとする医療関連施設の開業のための情報を提供( 医療埼玉協議会)。

医彩会コラム


 

スマートフォンのお話をする前に、増患の基本に一度立ち戻ってみます。 
みなさんは、患者さんが医院に来院された理由、動機を把握されていますか? 
医院様とお話しする中で、ここをあまり聞かれていない医院様が多いように思います。 
初診の問診票の中に、来院された理由や動機を聞く項目が入っていないのです。 
増患を目的に施策を打つ際に、その効果を明確に把握するためにも、ぜひ問診票で来院動機を確認してください。 



実際の患者さんからの来院理由と、ホームページそのものの分析でWEBからのマーケティングの概要が見えてきます。 
図2は、GoogleAnalyticsという無料のアクセス解析データの一部です。 
ある一定期間のホームページの閲覧数やどういう検索キーワードでたどり着いたか、どんな媒体で見ているかなど詳しく情報を得られます。 
あまり細かいところまでは必要ないと思うのですが、いくつかは把握しておくべき情報もあります。 

         図2 GoogleAnalyticsアクセス解析(例)

ここで一つ特筆すべきデータが右の円グラフ、OS別の訪問数です。
少し見づらいかもしれないのですが、緑のAndroid、オレンジのiOS、つまりはスマートフォンからホームページを見ている方が、全体の50%近くになっている、ということが分かります。
今現在スマートフォンからホームページを見る割合は、20%程度と言われています。
ただ、医療機関にかぎってはこの割合が高くなっています。
弊社の平均では40%程度、医療機関のホームページを見る方の半分近くはスマートフォンから見ている、といっても大袈裟ではないところまできているのです。


写真 医療機関のホームページは、スマートフォンから見られている割合が40%と高いことをお伝えしました。
これは外出先で病院を探す場合はもちろん、医院がどこにあるのか場所を探したり、パソコンを持たずスマートフォンでネットを見る方が増えている、ということが要因に挙げられると思います。
そして、もう一つスマートフォンという媒体は、来院に繋がりやすいツールがたくさん入っています。
図3は弊社で販売しているスマートフォン対応サイトですが、ページ下部、押しやすい位置に「予約をする(予約システムへ)」「電話をかける」「地図を見る」という来院に繋がる導線ボタンが入っています。
サイトを見た患者さんがすぐ次のアクションに移れるとても機能的なデザインです。 サイトを見て、予約システムで予約をする、医院に直接電話をかける、医院の場所を地図でナビする、すべてこのスマートフォン1台で可能です。
スマートフォンは、サイトを見た患者さんが次のアクションに繋げやすいツールなのです。
だからこそ、平均40%という高い値で閲覧されており、今後もスマートフォンで医院を探す人はどんどん増えてきます。スマートフォン対応サイトは一度ご検討いただければと思います。


↑ PAGE TOP