物件選定のポイント
クリニックを新規開業するにあたり、成功させるポイントはいくつかあります。
その中で一番重要なのが、開業立地・物件の選定です。
まずは、ドクターの診療科目や診療方針が開業予定地域のニーズに合っているかどうかが重要です。
駅前型がいいのか、郊外型等がいいのか・・・。
また、物件の契約形態として「賃貸」か「売買」かを決める必要があります。
開業地域を考える先生方の多くが、
1. 自宅の近くで開業したい。
2. 勤務していた医療機関の近くで開業したい。
3. 上記に関係なく、なるべく競合が少なく、人口が多い地域で開業したい。
などがあげられます。
また、物件の種類も一般テナント、ショッピングセンター内、戸建(売買)、医療ビル・医療モール、高齢者施設内などが上げられます。
このように色々な組み合わせがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
最低限調べる必要がある事
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競合 近隣に同じ科の医院が何件かるかを調べるのは当然ですが、標榜していてもその科の患者がどれくらい来ているのか、先生の年齢は、子供が継承する可能性はあるか等々詳しく調べます。 |
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立地 その物件の人通りはあるか、近くにスーパーなどの集客施設はあるか、バス停などがあるかなどを調べます。 |
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町丁別人口・男女別人口・年齢別・人口動態調査 物件の診療圏と言われる500m圏、1Km圏、場合によっては2Km圏内の町丁別人口、男女別5歳階級別人口、夜間人口、昼間人口、など人口動態調査をする。 |
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推定患者数 ほとんどが厚生労働省の患者調査報告の中の受療率をもとに、それぞれ独自の計算方法によって1日の外来患者数を算出する。 |
いい物件は待っていてくれません。
医療に限らずあらゆる業種が物件を探しています。
いい物件を手に入れるには、スピーディーな決断力が必要です。
スピーディーな決断をするには開業をするという意識が完全に固まっている事と、ご自分で物件に対する条件を決めておく必要があります。
それがないと、たとえいい物件が現れてもいつまでたってもいい物件を手に入れる事は出来ません。
それ以外に「失敗しない物件選定のポイント」がございますので、お気軽にご相談下さい。
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